こんにちは!ペタエリ英語のペータです!
インスタグラムやツイッターであげていたのでご存知の方もいると思いますが、先日サンフランシスコ旅行のついでに、ヨセミテ国立公園にも行ってきました!
サンフランシスコからの長時間の運転で大変でしたが、圧倒されるほど雄大な自然を見ることができる、本当にすばらしいところでした!
今日は、ヨセミテ国立公園への車でのアクセス方法・オススメのルートについて、さらにベストシーズンや予め知っておきたい注意事項についてまとめますよ!
目次
ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)とは
ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)は、アメリカのカリフォルニア州にある国立公園で、世界遺産に登録されています。
観光の中心となるのはヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)とよばれる場所。
アメリカで最大の落差を持つヨセミテ滝(ヨセミテフォールズ;Yosemite Falls)や、半円形の美しいハーフドーム(Half Dome)、花崗岩の一枚岩としては世界一の大きさを誇るエル・キャピタン(El Capitan)など、雄大な自然を楽しむことができます。
ヨセミテバレーには、上記のような見所の他、ビジターセンター、病院や郵便局まであり、ほとんどの観光客がここに滞在することになりますが、ヨセミテバレーはヨセミテ国立公園のほんのごく一部であり、面積で言うと公園全体の1%に過ぎません。
ヨセミテ国立公園 ≠ ヨセミテバレーであることに注意です。

ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷)へのアクセス
サンフランシスコからヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)へは休憩なしで車を走らせたとしても4~5時間ほどはかかります。
時差ぼけの中、慣れない海外の道を5時間運転するのは相当大変なので、途中、十分な休息をとりながら向かうことをオススメします。
渋滞や途中休憩、迷うことも考慮して、余裕を持って5時間~5時間半はかかることを想定して予定を立てるのが良いと思います。
ちなみにグーグルマップでルート検索すると以下のようにCA-120号とCA-140号を通るルートがでてきます。
一見CA-120号の方が直線的で、早く着きそうに見えますが、実際に両方のルートを通った僕たちとしては、CA-140号のルートをオススメします。

【↑】の CA-120号(Big Oak Flat Road)ルートではなく、
【↑】のMerced(マーセド)という街を経由する CA-140号(El Portal Road)ルートがおすすめ!
CA-140号(El Portal Road)をオススメする理由としては
- CA-120号と比較して道なりのルートが多く(左折・右折・合流などが少なく)、運転が楽
- 道が比較的広い(気がするだけかもしれない 笑)
- ヨセミテ国立公園に入る前に“アーチロックエントランス”を通るため、テンションがめちゃ上がる
などがあげられます。
単純な距離ではCA-120の方が近いのですが、やっぱり慣れない海外の道ではなるべく道なりに行きたいですよね。
実際にどっちのルートを通ってみて、CA-140号ルートの方が道なりのルートが多いので運転が楽に感じました。
それに“アーチロックエントランス”でテンションが上がる。これ結構大事!
CA-120号ルートではアーチロックといわれる、岩でできた狭ーい門を通ります。
「よっしゃ!ついにヨセミテに来たぞ」って気持ちになること間違いなしです。
(Google maps より借用)
【↑】CA-140号(El Portal Road) 経由でヨセミテバレーに行くときのみ通る「アーチロックエントランス」
見てのとおり一方通行なので、帰りに同じ道を通ってもこのアーチロックエントランスは通れませんのでご注意。

車でアクセスするときの注意事項
ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)はアメリカだけでなく世界中からたくさんの人が訪れる、ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)の観光の中心地です。
ヨセミテバレー内は一方通行の道も多く、さらに駐車場に限りがあるため、週末は特に駐車や移動のために大変混雑し、渋滞も起きます。
駐車するだけで1,2時間かかることもザラなようです。
したがって、週末は早朝に到着して駐車し、無料シャトルバスで移動するのがオススメです。
参考までに僕たちがヨセミテ渓谷に到着したのは4/28(土曜日)の朝7時半ごろ。
結構早めに着いたにもかかわらず、すでに駐車スペースはそれなりに埋まっていました。
お昼近くには駐車スペースを探す車が行ったり来たりしていたので、やはり週末は早めに到着した方が良いでしょう。

無料シャトルバス
上記の通り、ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)に到着したら、まず駐車場を探し、バレー内を走る無料シャトルバスを利用するのがおすすめです。
【↑】無料シャトルバスのルートマップ
無料シャトルバスは20分~30分間隔で運行されていて、バレー内の主要スポットへ簡単にアクセスできるようになっています。

ここで注意したいのは無料シャトルバスはヨセミテバレー内のみということ。
ヨセミテバレーはヨセミテ国立公園の中心地で、見所やビジターセンター、病院や郵便局まであり、ほとんどの観光客がここに滞在することになりますが、ヨセミテバレーはヨセミテ国立公園のほんのごく一部であり、面積で言うと公園全体の1%に過ぎません。
ガイドブックでも必ず取り上げられてるトンネルビュー(Tunnel View)やグレイシャーポイント(Glacier Point)のほか、ジャイアントセコイヤが有名なマリポサグローブ(Mariposa Grove)などは、ヨセミテバレーから離れたところにあるため、無料シャトルバスではアクセスできないので注意してください!
有料になりますが、グレイシャーポイントなどへ行くツアーもあるようです。
グレイシャーポイントやトンネルビューへのレンタカーでの詳しいアクセス方法はこちら

ベストシーズンは?
ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)は四季折々の自然の美しさが楽しめる場所であるため、何を見たいかによってベストシーズンは変わってくると思いますが、一般的によく言われるのは「雪解け水によって雄大な滝が見れる4月~6月」のようです。
僕たちがヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)を訪れたのは2018年の4/28(土)でしたが、雪解け水によって増水した滝の雄大で美しい姿をみることができました。

夏に近づくにつれて雪解け水が枯渇し、ヨセミテ滝(ヨセミテフォールズ;Yosemite Falls)を始めとした滝やミラーレイク(Mirror Lake)といった湖は枯れてしまうため、これらを目的とするときは春から初夏にかけてがベストシーズンになるでしょう。
ただ注意したいのは、グレイシャーポイント(Glacier Point)といわれる、ヨセミテバレーを一望できるスポットは4月の間は道が封鎖されていて見ることができないということ。
グレイシャーポイントはヨセミテバレーから車で1時間半ほどのところにある、ヨセミテ国立公園随一の絶景スポット。

息を呑むほど美しいので、ぜひとも訪れてほしい場所なのですが、例年11月~4月の間は雪のために道が封鎖されアクセスできません。
僕たちがヨセミテ国立公園を訪れたのは2018年の4/28(土)でしたが、まさにこの日にグレイシャーポイントへの道が開通されたため、幸運にもグレイシャーポイントにも行くことができました。(訪れたその日、現地で知りました)
4月は例年であれば封鎖されている時期なので本当に幸運だったと思います。
確実にグレイシャーポイントと雄大な滝が見たいのであれば、5月以降~初夏をオススメします。
ただね、長々といろいろ書いたけど、滝の水がなくたって夏は夏で緑が美しいし(4/28はまだ雪が残っていて緑少なめ)、カヌーなどの川遊びのアクティビティも豊富だし、冬は冬で雪化粧の山々に圧倒されると思うので、どのシーズンでもベストの楽しみ方があると思うんだよね。
結論:ベストシーズンは人それぞれだけど、どのシーズンでもベストの楽しみ方がある
(グレイシャーポイント他、ヨセミテ国立公園の最新情報は公式ウェブサイトをチェックしましょうね!)
グレイシャーポイントやトンネルビューへの詳しいアクセス方法はこちら

気温は?服装は?
僕たちがヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)を訪れたのは4/28(土曜)。
ゴールデンウィークの始めです。
この時期のヨセミテバレーは昼間は15℃くらいには気温が上がりますが、夜から早朝にかけては氷点下手前まで冷え込みます。
もうね、なめてましたよ。想像以上に寒かったです。
だってさ、四月も終わるっていうのに雪残ってたからね。
早朝寒すぎて震えたかと思えば、ハイキング中は汗かくし、その後滝を見に行っては水しぶきに濡れて体冷やすし、結構大変です。
とにかく一日の気温の上下が日本以上に激しいので注意してください。
基本的には厚着・重ね着して、かつ温度調節しやすい格好がおすすめです。

ヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷)で海外用のWifiレンタルは使えるのか
海外旅行行くとき、海外用のモバイルWifiをレンタルする方も多いんじゃないでしょうか?
今回僕たちはWi-ho!(ワイホー)社の海外用モバイルWifi(500MG/日のプラン)をレンタルして、スマホのGoogle mapsをカーナビ代わりに使いました。
果たしてヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)で海外Wifiレンタルは使えたのか。
結論から言うと、”かろうじて”使えました。
かろうじてというのは、ヨセミテ国立公園に入るまではなんの問題もなくさくさく使えたのですが、ヨセミテ内に入ると、かなり繋がりにくくなりました。
なかなか繋がらず不便に感じることもありました。
ただ、なぜかGPSだけは生きていて、Google maps で自分がマップ上でどこにいるかはなぜか確認できる状態でした。
(後で知りましたが、電波がなくてもGPSは使えるってことはよくあるみたいですね)
つまり、Googleマップで自分の位置が確認できるものの、ルート検索まではできないという状況でした。
もし自信がない人は、素直にカーナビをレンタルした方が良いかもしれません。

日帰りは可能なのか
参考までに、僕たちの今回の旅を簡単に箇条書きにするとこんなかんじです。
1、19時ごろサンフランシスコ発
2、ヨセミテへ向かう途中で1泊
3、早朝ホテル発。7時半ごろヨセミテバレー(ヨセミテ渓谷;Yosemite Valley)到着。
駐車場を探し、その後シャトルバス利用。
4、ヨセミテ滝(ヨセミテフォールズ;Yosemite Falls) (30分ほど)
5、ミストトレイル・ヴァーナル滝(Mist Trail & Vernal Fall) (2.5時間ほど)
6、適当な広場で簡単な昼食。エル・キャピタン(El Capitan)とハーフドーム(Half Dome)を遠目に眺める (30分ほど)
7、車で15分移動 → トンネルビュー(Tunnel View) (30分ほど)
8、車で1時間移動(さらに駐車渋滞20分) → グレイシャーポイント(Glacier Point) (30分ほど)
9、15時半頃、帰路へ
10、21時頃、ホテルに到着。
ほぼ日帰り状態でしたが、ヨセミテバレー内の主要なスポットはなんとか回ったと思います。
ただね、結構駆け足で回ったなぁという印象。
せっかく遠くまで大自然を楽しみに来たのに、なんだかせかせかしてしまいました。
それに欲を言えば、ミラーレイク(Mirror Lake)やビジターセンター(Visitor Center)にも行きたかったし、それにもう少し足を伸ばしてマリポサグローブ(Mariposa Grove)のジャイアントセコイアも見たかったというのが本音です。
夏だったらカヌーやキャンプだって楽しそうですよね。
結論:日帰りはできなくはないけど、丸2日以上あった方が絶対にいい。
(ただ、もしサンフランシスコでやることやり尽くして丸1日予定があいてるのだったら、日帰りだったとしても行くのをオススメします。それだけの価値はあります)

今日の一言

こちらもどうぞ!
いかがでしたか?
サンフランシスコからヨセミテ国立公園まで長い道のりですが、それを考慮しても行って良かったと思います。
圧倒されるくらい雄大なヨセミテの自然を是非、ぜひ自分の目で見ていただけたらと思います!
それでは、【【ヨセミテ観光】行き方は?所要時間は?日帰りは可能?ベストシーズンは?実際に体験してきた】でした!
Have a good one!