本記事では、当ブログ運営者で日本人のペータが実際に英語の勉強をやってきた中でこれは自信をもっておすすめできるという英語勉強法を紹介します。
ごく一般的な英語ダメダメだった日本人の僕が、アメリカ人との国際結婚に不自由しない英語力を手に入れることができた勉強法です。
主に英語初心者から中級者の方向けの内容ですが、きっとあなたにも役に立つことがあるはずです。
是非最後まで見ていってください。
オススメの英語勉強法①:まずは発音の勉強から
英語を勉強するうえで最も優先度が高く、しかし多くの人が見過ごしていると僕が思うのは「発音」の勉強です。
良く思い返してください。学校の授業で発音の勉強って習いましたか?
ほとんどの人が習っていないと答えると思います。
発音の勉強をせずに英会話するのは、正しいフォームで素振りできないのに野球の試合をするようなものです。
実際に僕は発音の勉強をしてから、その他の英語の勉強がとても楽になりました。
もっと早くやっておけばよかったと本気で思うほどです。
☑ 発音記号が読めない
☑ LとR、SとSHなどの基本的な発音の区別ができない
☑ 今まで発音の勉強をしたことがない
こういう方には、兎にも角にもまず正しい発音を勉強することをおすすめします。
日本人のための英語発音完全教本
動画と豊富な図解で正しい発音が学べる1冊。
正しい発音を学ぶためには、正しい口や舌の動かし方を学ぶ必要があります。
こちらの本には各章に関連した動画がウェブ上で公開されており、実際にその音がどのように作られるのかを視覚的に学ぶことができます。
動画や図解を見ながら鏡で自分がどのように口や舌を動かしているか確認するのがおすすめです。
オススメの英語勉強法②:英会話における瞬発力を付ける
発音の勉強を一通り学んだら、次に英会話における瞬発力、つまり英文を即座に口にする力を鍛えましょう。
英語を話しているとき、小中学校レベルの簡単な英文すらさっと出てこず、会話に置いていかれたりして歯がゆい思いをしたことはありませんか?
たとえば “I cook every day.” = 「私は毎日料理をします」なら言えるけど、
“I didn’t cook when I was a student.” = 「私が学生の時は料理をしなかった」や
“How often does your husband cook?” = 「あなたの夫はどれくらいの頻度で料理をしますか?」
などは、少し考えないと口から出てこない、といった具合です。
こういった英会話における瞬発力不足にはパターンプラクティスが有用です。
(パターンプラクティスとは類似した英文を何度も練習することでその型を習得する勉強法のことをいいます。)
英語の瞬発力を鍛えると、会話に置いていかれることが減り、話せることが増え、一気に英会話が楽しくなります。
是非、パターンプラクティスを通して英会話における瞬発力を鍛えるトレーニングをしてみてください。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
パターンプラクティスの元祖ベストセラー本。
ネイティブスピーカーが使わないような不自然な英文もあったりしますが、あくまで英会話における瞬発力を鍛えるための本であることを考えれば大きな問題ではないと思います。
「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」などの姉妹本もでていますが、この一冊を何度も何度もやり直すのがおすすめです。
付属のCDは必ず使いましょう。
家事などをしながら音声を聞き、ぶつぶつ練習するのもおすすめです。
英語のハノン
僕自身は「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を何回もやった人間ですが、もしこの「英語のハノン」が早く発売されていたならば間違いなくこちらをやりこんでいたでしょう。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は日本語を聞いて英訳するタイプのパターンプラクティスでしたが、こちらは日本語を介さず英語だけでパターンプラクティスをしていきます。
また「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に比べ、よりナチュラルな文が多い印象です。
初級と言えどもかなりやりごたえのある一冊です。
すらすら言えるようになるまで何度も繰り返しましょう。
オススメの英語勉強法③:小中学レベルの英文法を完璧にする
「オススメの英語勉強法②:英会話の瞬発力を付ける」の部分と重なる部分ですが、小中学校レベルの基本的な英文法は英会話において必須です。
逆にいうと中学レベルの英文法さえマスターしてしまえば、日常会話において文法で困ることはそう多くありません。
具体的な勉強法としては、前述の英会話の瞬発力を鍛える過程であぶりだされた理解が甘い部分を集中的に再復習する、というのが効率的でおすすめです。
一億人の英文法 ―すべての日本人に贈る「話すため」の英文法
「「話すため」の英文法」のタイトル通り、実用的な英語の力が身につくように設計された文法書。
ネイティブスピーカーの方が執筆に携わっていることもポイントです。
英文法だけでなく、ネイティブスピーカーの意識や感覚を豊富なイラストとともにわかりやすく解説しています。
一冊すべてやるにはそれなりの時間がかかるので、わからないところだけ解説を読む、辞書的な使い方がおすすめです。
オススメの英語勉強法④:ネイティブから表現を盗む
発音、基礎文法、パターンプラクティスを一通り勉強すれば、ある程度の英語の基礎力はついているはずです。
基礎できたら、あとはどれだけネイティブからナチュラルな表現を盗むかが勝負になります。
日本語で書かれた参考書から一度離れて、「英語を英語で学ぶ」領域に飛び込みましょう。
BBC English We speak と BBC 6 Minute English
言わずと知れたBBC(英国放送協会)の超優良ポッドキャスト。
オーディオの無料ダウンロード可能、原稿PDFの無料印刷も可能、会員登録も必要なし、毎週更新と、まさに夢のようなコンテンツ。
ウェブサイトだけでなくアプリでも利用可能です(こちらも完全無料です)。
「日本語で書かれた参考書による勉強」から、「参考書を離れ、英語を英語で学ぶ」段階への橋渡しとして最適かと思います。
English We Speak は便利な英語表現やスラングをわかりやすく解説しているポッドキャストです。
会話のスピードはゆっくり、長さは2分程度と短く、初心者の方にもとっつきやすいです。
何度も言いますがオーディオもスクリプトも完全無料の夢のようなコンテンツです。
English We Speak が易しいと感じる人には同じくBBC運営が運営する 6 Minute English がおすすめです。
6 Minute English はその時々のホットな時事ネタや科学ネタなど、飽きのこない話題を扱っており、英語以外にも学ぶことが多いです。
会話のスピードは比較的早く、6分間ノンストップであるため、かなりやりごたえがあります。
中級者~上級者の方に特におすすめです。
Netflix や Disney+ などの動画配信サービス
今は動画配信サービスがとても充実しており、いつでも気軽にナチュラルな英語に触れることができます。
自分がおもしろいと思うドラマやアニメ、映画をみつけて、新しい単語や英語表現を発音とともに吸収していきましょう。
ポイントとしては以下の通りです。
☑内容が面白いもの、自分の興味があるもの(飽きずに継続できるもの)を選ぶ
☑最初のうちは短いものを選ぶ(25分の番組など)
☑背伸びしすぎない(子供向けのコンテンツも検討する)
新しい表現に出会ったら Anki に取り込んで復習するのも忘れずに(後述)。
単語帳アプリ Anki
自分専用の単語帳(フラッシュカード)が作れるアプリ。
日々の英語の勉強の中で遭遇した新しい英単語や英語表現をこの Anki に取り込み、フラッシュカード化することでかなり効率的にボキャブラリーを増やすことができます。
文字だけでなく、音声や画像、動画まで取り込むことができるため、視覚や聴覚をフル活用しながら勉強できる優れものです。
自作したカード(単語や表現)は、理解度に応じて自動で復習するようにプログラムされてます。
つまり、覚えが悪いものは短いスパンで何度も何度も復習することになるため効率が良いです。
ちょっとしたすき間時間にスマホさえあればいつでも復習することができるのも強みです。
巷にあふれる市販の単語帳を機械的にやるはつまらないうえに非効率であり、おすすめしません。
アンドロイド版とデスクトップ版は無料。
iOS版のみ有料ですが、出したお金の何十倍も元が取れるくらい素晴らしいアプリです。
人生変わります。
(Ankiのウェブサイトは英語表記しかありませんが、簡単にダウンロードできるはずです。使用法がわからなければ 「Anki 使い方」などで検索すればわかりやすく解説されたウェブサイトがでてくるので利用してみてもよいでしょう。)
オススメの英語勉強法⑤:実践に移す
英語が話せるようになるには、英語を話すしかありません。
発音や文法などの基礎が出来上がったら、実際に英会話の場数を踏みましょう。
駅前留学のNOVA
僕が実際に通っていた大手英会話スクールです。
ネイティブスピーカーが講師の英会話の中では最安値級の、税込み月11,000円から受講可能です。
しかも入会金や年会費はかからず、月謝制であるため、合わないと感じれば早期で退会しやすいのもポイントです。
NOVAの真価は VOICE と呼ばれるフリーカンバセーションの授業にあると思います。
通常の授業はレベル別ですが、この VOICE は初級者から上級者まで、多くの人が入り交じり、教材も使わずただただ自由におしゃべりをする場となっており、あたかも本当に “駅前留学” したような体験ができます。
アウトプットに最適であることは言わずもがなですが、海外に行った人ならだれもが味わうであろう「私の英語ってまだまだだな。もっとがんばらなきゃな」という悔しい気持ちを、日本にいながら味わうことができます。
この「悔しさ」を味うのって、結構大事かなと個人的には思います。
無料の体験授業を提供しているので、まずは実際に授業を受けてみることをおすすめします。
⇒ NOVAは安心の月謝制 まずは体験レッスン!
格安オンライン英会話各種
正直僕は一度ためして合わなかったため退会したのですが(笑)、なるべく安い価格でたくさん英会話したいという方には格安のオンライン英会話が選択しになるかと思います。
各社1回○○円というものではなく、「1か月○○円、授業回数は無制限」のような形態をとっているものが多く、毎日授業を受ければ受けるほどお得になります。
☑なるべく安く、たくさん英会話したい
☑ネイティブスピーカーにこだわらない
☑短い授業時間が気にならない(各社25分などの短い時間が多い)
☑すでに英語の勉強が習慣化しており、毎日英会話するモチベーションを保てる
こうゆう人にはおすすかと思います。
各社オンライン英会話が料金やサービスでしのぎを削っており、どの会社を選んでも間違いはないように思います。
逆に僕のように
☑お気に入りの先生を見つけるまでの過程が嫌
☑1回25分の授業では物足りない(1回の授業が短いため会話がコマ切れで浅くなりがち)
☑怠け者、あるいは多忙で、毎日英会話するモチベーションが保てない
こういう人には格安オンライン英会話は向かないでしょう。
契約だけして授業を受けないという、お金をどぶに捨てることにならないよう注意しましょう。
いずれにせよ、興味がある人は無料体験できるので、まずは試してみて自分に合うかどうか確認してみることをおすすめします。
僕の周りでは ネイティブキャンプ を押す声が多いです。
無料体験はこちら ⇒ 月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!
当ブログ運営者「エリン」によるオンライン英会話
手前味噌で恐縮ですが、当ブログ運営者のエリンによるオンライン英会話もぜひご検討ください。
オンライン英会話の多くが1コマ25分授業がほとんどの中で、ネイティブスピーカーによるマンツーマンオンライン英会話を50分3750円~という破格の値段で提供しています。
月謝もなく、気に入らなければいつでもやめることができます。
担任制であるため、格安オンライン英会話にあるような「お気に入りの先生を見つけ出す」苦労もありません。
予約状況によりますが、週や時間帯を固定することなく授業すること可能で、忙しい方にもぴったりです。
体験授業のご予約やお問い合わせはこちらよりお願いします。
アプリ「HelloTalk (ハロートーク)」で海外の友達を作る
ランゲージエクスチェンジ(言語交換)が気軽にできるスマホアプリ。
日本語を学びたい海外の人と友達になったり、投稿を介してネイティブスピーカーに質問したり、英文を添削してもらうことができます。
出会い目的の人や詐欺師に気を付けなくてはいけないという難点はあるものの、基本的に無料(一部有料コンテンツあり)で利用できるので、相性の良いまじめなランゲージエクスチェンジパートナーを見つけることができれば最高の勉強ツールになります。
(繰り返しになすが、出会い目的の方や詐欺師には注意しましょう)
オススメの英語勉強法⑥:何が何でも継続する
英語が話せるようになる最大のコツは「話せるようになるまで止めない」です。
元も子もないようですが、「継続」ことが最も大切で、それでいて最も難しいことだったりします。
ここで紹介した勉強法はあくまで一例にすぎません。
興味があり、毎日楽しく続けられる、、、
そんな勉強法があれば、それがあなたのベストの勉強法です。
話せるようになるまで何が何でも継続しましょう。